岩山を取り外し広い舞台設定が可能。



【M A K I N G】----------------------------

■岩山の造形
発泡スチロールで骨組みを組んで
脱着させるための軸を埋め込みます。
軸は木の土台にボルトを使って岩山の底の部分に
クルーガンで固定しました。

■土台の造形
地形が盛り上がっている場所には発泡スチロールを細かく切り、
土台にして紙粘土を持って行きます。
画像で表面の色が違って見えるのは粘土の種類を変えたためで、
特に意味がある訳ではありません。

■小さな岩と石の造形
本当に細かな石はサンド素材やコルクを使いますが、
ここでは次の段階の小さな石や岩を形が揃わないように
大小織り交ぜて作ります。
また、脱着させる岩山を外した際に使う岩には
ボルトを仕込み、穴をふさぐために使用します。


■土台に小さな岩や石を貼り付ける
土台に小さな岩や石を貼り付けて行きます。
その際に脱着させる岩山の下に大きな石が入り込まないように
岩山をセットて様子を見ながら貼り込みます。

■造形の下地作りと下塗り
木工用ボンドを水で弱めて細かいコルクを混ぜて
分量が均等にならないように岩肌に塗り込みます。
乾くと木工用ボンドが表面のコーティング効果を果たします。
更にジェッソメディウムにサンド素材を混ぜて
岩肌に塗り、全体の下地を作ります。

■岩場の着色
ハイライトから一番暗い影までのトーンを7段階位に定めて、
まずベースとして2段階目位の明るさで全体を着色します。

■陰影や岩肌の質感を考えながら着色
岩によって微妙な色の違いもつけながら、岩肌の質感や陰影感を
描写して行きます。

■草や芝を生やす。
草や芝を生やしたい箇所に鉄道模型のジオラマなどで使う
芝ようのパウダーを振り掛けます。
パウダーは1色だとコントラストが出ないので2色以上を
ブレンドした方がリアルに見えます。
振り掛けたパウダーの上から木工用ボンドを水で薄めた
ボンド水をスポイドでたらして定着させて行きます。

■草を植える
岩と芝の隙間などに雰囲気を見ながら草を植えます。
これも鉄道模型のジオラマなどを作る際に使用する素材です。
生え方が均等に揃わないように木工用ボンドで植えて行ます。
全体のバランスを見て完成です。
